星羅について
はじめまして。占い師として活動しております、星羅(せいら)と申します。
私は東京都武蔵野市の吉祥寺で生まれ育ちました。物心ついた頃から、休みの日はいつも祖父と祖母と一緒に過ごし、近所のお寺や井の頭公園をよく散歩していました。口数の多い方ではない二人が、手を繋いで歩く後ろ姿は、幼い私の目にとても大きく、頼もしく映っていました。

小学校に上がる少し前の、まだ肌寒さの残る季節のことです。いつものように祖父母とお寺へ行った日、私は少し目を離した隙に、境内の奥まで一人で迷い込んでしまいました。振り返っても、祖父母の姿はどこにもありません。何度呼んでも返事はなく、不安でいっぱいになった私は、泣きながらその場にしゃがみこんでしまいました。
半ば観念するように、ぎゅっと目を閉じた、その時です。まぶたの裏に、まだ起きていないはずの光景が浮かびました。お寺の右奥、木々の陰になった薄暗い場所で、私の名前を呼びながら歩く祖父と祖母の姿。
不思議と、怖さよりも「行かなければ」という思いのほうが強くなり、私は涙を拭って、見えた光景を頼りに右奥へと歩き出しました。曲がり角を抜け、木立の隙間から差し込む光の向こうに人影が見えた瞬間、それは紛れもなく、私を探す祖父母の姿でした。駆け寄った私を、二人はきつく抱きしめてくれました。

目を閉じた時に見えた光景が、寸分違わず現実になっていた。それが、私が「視える」力の存在を初めて自覚した瞬間でした。
今の私の力の原点になっています。
それから少しずつ、言葉にできない感覚が積み重なっていきました。「大丈夫」と口では言っている人の奥に沈む、不安や寂しさがふと伝わってくる。思春期には人混みの中で感情が波のように流れ込み、ひどく疲れ果ててしまう日もあって、この力とどう付き合えばいいのか、長い間ひとりで抱え込んでいました。
そんな私を、いつも静かに見守ってくれていたのが祖父母でした。あの日、私が二人を見つけたように、今度は祖父母が、迷いながら生きる私を辛抱強く見つけ続けてくれていたのだと、今ならわかります。二人がいたからこそ、この力を「怖いもの」ではなく「誰かのために使えるもの」と受け入れられるようになりました。

大人になってからは、一度は普通の生活を選び、この力のことを誰にも話さずに過ごした時期もあります。けれど、ふとした瞬間に、あのお寺の光景がよみがえりました。必死に祖父母を探した心細さと、見つけた時の安堵。誰かが同じように迷い、不安の中で答えを探しているのなら、その手助けをしたい。それが、この仕事を始めたきっかけです。
今は、ご縁をいただいた方のお悩みに向き合いながら、言葉にならない本当の気持ちや、進むべき方向に、そっと光を当てるお手伝いをしています。皆さま、誰かに相談する前から、本当はもうご自身の中に答えを持っていることが多いように感じます。私はただ、その答えに気づくきっかけを、そっとお渡ししているだけなのかもしれません。
- 01答えは、すでにあなたの中に。気づくきっかけを、そっとお渡しします。
- 02言葉にならない気持ちや、進むべき方向に、そっと光を当てます。
- 03迷い、不安の中にいる方の、手助けをしたい。
どうぞお気軽に
今、ひとりで答えを探しているのなら。
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